中世の拷問器具の中に「引き伸ばし拷問台」と呼ばれるものがある。
英語ではtorture rack
1447年にイギリスのエセクター公ジョン・ホランドによって考案され、
「エセクター公の娘」とも呼ばれる。
これは巻き上げ機の付いた大きな平台で、その上に載せられた犠牲者の手足を引き伸ばし、
苦痛を与える仕組みだ。
昔から、この拷問台に乗せられた女性の姿が堪らなく好きだ。
この拷問台に乗せられ、拘束/固定された女性は完璧なまでに受け身だ。
抵抗する術をすべて奪われ、ただ受け入れることしかできない。
そうした姿が堪らなく魅力的だ。
手足を伸ばした状態でぎりぎりに拘束され、身動きできない。
無防備な姿を曝け出したまま、覆い隠すことも許されない。
暗く陰鬱な拷問部屋に浮かび上がる白い無抵抗な裸体。
これから行われようとしている恐ろしい責苦の予感。
恐怖に凍った瞳。
拷問台の傍らに準備される禍々しい道具の数々。
この雰囲気が大好物である。
*画像はお気に入りの3D責め絵師QUOOM氏のCG作品
「Ordeal of Anne Heskew」からの一枚。
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- 2015/02/04(水) 09:02:25|
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