玄月
<ながつき>と読むと、九月の異名
<げんげつ>と読むと新月のこと
月がすこしずつ欠け、やがて新月となって
漆黒の夜に鎔けてしまったときの
ほんの僅かに赤みを帯びた闇の色・・・それが「玄」
闇の中に仄かに息づく微かな赤
そんな密やかなイメージに惹かれて選んだHNです
*ちなみに<げんつき>と読むと何だか50ccっぽい(笑
- 2007/05/30(水) 22:54:19|
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SMアートの大御所に小妻要というアーティストがいる
日本のSM雑誌黎明期に数多くのSMイラストを描いた画家だ
昔の雑誌では小妻要子と女性名を名乗っていたこともあるが
日本画の素養を活かした彼の筆致は流麗で繊細だったから
女性の作品と言われても不思議ではなかった
刺青の美女を緊縛した和風の傑作イラストも多いが、
精緻な点描画法で描いた洋風のSMイラストなども数多く描いている
和風・洋風、どちらの小妻要も大好きである。
小妻要の絵に登場する女性たちは、
縛られ、責められ、息も絶え絶えになりながらも
ちょっと困ったような切なげな表情を浮かべている
苦悶しながら、被虐に陶酔しているようにも見える
自分の醸し出す壮絶な「美」を誇っているようにも見える
SMを知り始めたばかりの私はそんな表情に魅了された
私の被虐美・緊縛美追求の原点がそこにある
- 2007/05/28(月) 23:33:51|
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ある著名な緊縛師は
「良い縛り手はSであるとともにMでもある」といった
M経験があると良いSになれるともいわれる
この世界にはSとMの2つの性質をあわせ持つ人も多い
多分、すべての人がこの両性を潜在させているのだと思う
その発現のしかたが違うだけで・・・
ええと、私は
いまのところMに目覚める気配はないんですけれど(笑
- 2007/05/26(土) 22:01:23|
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私は「苦痛系」だが、全然厳しくないSだ
鞭も使うし、クリップ責めも大好きだけれど、
基本的に相手が本当に嫌なことはしない
口調も別に命令形ではなく
「***してごらん」
「***できるだろう?」
「ほら、もっと***して」だし、
kissしたり抱き締めたりするのも大好きだ
厳しく支配して欲しいM女さんや
精神的に追い詰められたいM女さんにとっては
ダメダメなSかも知れない
これからは「苦痛系・猫可愛がり派のS」と名乗るべきか(笑
- 2007/05/25(金) 23:46:38|
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縄酔い、という言葉がある
文字通り、緊縛され縄目を受けながら
陶酔感に浸ってしまうことを指す
腰が抜ける、というM女さんもいた
強く縛られていると安心できる、という女性もいた
「鞭はkiss、縄は抱擁」
なんて言葉も思い出した
激しいkissを浴びせ、ぎゅうっと抱擁したいものです
- 2007/05/25(金) 00:16:51|
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縄の痕が残ることがある。
もちろんほとんどは何時間かで消えてしまうが
特に力のかかった処などの痕が次の日にも残っていることがある。
(もちろんヒルドイドなどは常備しているけれど)
そういうときM女さんは「嬉しい」と言う
「もっとながく残っていて欲しい」と、
だんだんと薄れていく縄痕を惜しむのである。
私はそういう風に想ってくれる女性を愛しいと思う
- 2007/05/23(水) 00:20:23|
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SMでは
一頭飼い=同時に持つパートナーは1人だけ
多頭飼い=同時に複数のパートナーを持つ
なんていう言葉があったりする。
(ちょっとペット系・家畜系SMっぽい)
私は1人の相手とじっくりお付き合いするタイプだが
知り合いには多頭飼い(複数系とも)のSもいた
無茶苦茶にマメなSだったなあ
私には到底真似できそうもない
パートナーがたくさんいるハーレム状態、
というのはオトコの夢だけれど
私には、1人のお相手と悦びを分かち合う方があっている
- 2007/05/20(日) 22:07:49|
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幼少より映画や小説の拷問シーンに親しんできた
洋風のものもあったし和風のものもあった
・・・古城の地下牢に浮かび上がる囚われた娘の白い裸身・・・
・・・王位簒奪者によって拷問台に乗せられる王族の姫・・・
・・・秘密警察に捕らわれ過酷な尋問を受ける抵抗組織の女・・・
・・・薄暗い拷問倉の中で三角木馬に乗せられたくのいち・・・
そうした女性たちの悲劇性と鮮烈なエロティシズムは
今でも私を魅了し続けている
*もちろん、実際のプレイでは「そんなに」非道いことはしません(笑
- 2007/05/20(日) 21:51:55|
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なんでSMに興味を持ったか?
と訊かれると困る
私にとってSMは根源的なものだからだ
小学校低学年の頃から
すでに映画やTVで女性が悪党に捕まって
縛られるシーンにドキドキしていた
その頃、ナワトビの縄で妹を縛って
初緊縛プレイも果たしている(笑
性の目覚めのずっと前に、SMに目覚めてしまっていた
このドキドキは自分だけなのかと思っていたので
小学校高学年になって「SM」という世界があることを知って
とても嬉しかった記憶がある
他の人はどうなんだろう??
- 2007/05/19(土) 21:11:59|
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私論であるが
一部の女性には「SEXを愉しむ」ことに対する
強力な自制が働いているのではないか
特に「良い子」として育った女性に顕著だと思う
自分では気が付いていないことも多い
「良い子」はハシタナイことはしてはいけない
「良い子」は淫らなこと、ふしだらなことはしてはいけない
「良い子」でなくなったらもう自分の居場所はなくなる
「良い子」だった女性はこの強力な呪縛により
性を愉しむことに対し、無意識にブレーキをかけてしまう
だからオーガズムを経験したことのない女性も多い
しかし、Sに縛られてしまった場合はどうだろう
抵抗できないように縛り上げられ、責められ、命令され、
無理やり快感を与えられたとしたら・・・
従うしかない
もうその快楽に身を委ねるしかないではないか
自分のせいではないから罪悪感を感じることはない
これは全部Sのせいなのだ
私が快感を感じるのは私のせいじゃない
そして女性はようやく見えない呪縛から解放され
自由になれる
- 2007/05/19(土) 14:17:25|
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月を意味するLunaはラテン語で
ローマ神話では月の女神をさし、錬金術では銀を示す
ところがLunaticとなると
「常軌を逸した」「狂気の」の意味になる
古来より、月の妖しい光は人を狂気に導くとされたからだ
月の光は、偽りの常識や道徳や意識を剥ぎ取ってしまう
人を暴いてしまう美しき天体・・・
そんな月に魅せられている
- 2007/05/18(金) 22:05:56|
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緊縛の基本は昔プロのM女さんから教わった
世話好きなM女さんだったので、
本当の基本から実地教習してくれた
縛られ役は私
自分が縄で縛られることで、その危険性や
注意すべきポイントなどを「カラダで」覚えた
基本さえ分かれば、あとはイマジネーションの世界だ
本格的な緊縛愛好家の方から見れば、所詮アマチュアな
緊縛でしかないけれど、
自分なりに納得のできる緊縛を追い求めてきた
結局分かったのは、縄は「生きている」ということ。
今日はこういう風に縛ろうと思っていても
相手の女性のこころの動きや反応、その場の雰囲気によって
縛り方はどんどん変わっていく
必要なのは感受性と美意識と瞬発力
もちろん相手の女性への「想い」も
緊縛美追求の道はまだまだ険しい
- 2007/05/18(金) 18:59:57|
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SM愛好家には実にさまざまな嗜好があるが
私のNGは露出系とスカトロ系である
その方面の愛好家の方には誠に申し訳ないのだが
こればっかりは仕方がない
野外で、というのも経験したのだが
どうにも落ち着かない
つくづくインドアなSのようである
秘めやかな場所で、フツウに縛ったり、手枷で拘束したり
ちょっと鞭で叩いたり、じっくり可愛がったりする・・・
というのがやはり好きなのである
- 2007/05/15(火) 01:07:08|
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